231. 英語を学ぶ理由がわかるムービー
ウクライナを追われたたくさんの人が到着している、ドイツのベルリン中央駅。
そこに「わたしの家にきてください」と、手作りのカードボードをかかげて手を差し伸べる、見ず知らずのドイツの人たち。
このニュースを見ている時に、ベルリンにいる親せきに教わった言葉を思い出しました。
イギリスBBCニュース

アメリカの小さいこども向けのテレビ番組の司会者だったFred Rogers(フレッド・ロジャース)のお母さんは、いつもこう言っていた。
「困った時は、自分のそばに必ずいる、助けようとしてくれている人を探すこと。助けてもらって救われたなら、今度は助ける人になればいい」
あらためて、みなさんが英語を学ぶ理由は、ここにあると思います。
英語が話せれば、より多くの人を助けられます。そして、自分も困った時に助けを求めることができます。
学生でいる間の、英語のテストで良い点をとるための努力は、通過点であって目標にはなりません。
みなさんには、たくさんの人を助けられる、たくさんの人に助けてもらえる大人になってもらいたいです。
国せき(※)をこえて、私たちは地球人の一員で、とても大きな家族なのだから。
※国せき:自分がひとつの国の国民であること
※フレッド・ロジャース Wikipedia | YouTubeでみられるエピソード